スクリーンタイムの「制限を無視」は何をする? 消す方法(iPhone・2026年)
アプリ使用時間の制限が来ると制限の画面が出ますが、Apple によると、スクリーンタイムの制限は最初の設定のままだと、制限に達しても無視できます。画面にある無視のボタン(Ignore Limit)を押せば、そのままアプリを使い続けられます。このボタンで逃げられないようにするには、スクリーンタイムパスコードを設定し、制限の終わりにアプリをブロックする設定をオンにします。続けるにはパスコードが要るようになります。パスコードは自分以外の人に決めてもらわないと意味がありません。iOS 27 では、アプリ使用時間の制限は「許容時間」に変わりました。無視してしまうのがインスタや YouTube で、本当に止めたいのがリールやショートなら、minulo で消せます。無料で、DM もそのまま使えます。
このページは minulo の開発者、北林 歩が書いています。スクリーンタイムについては、下の Apple サポートのページを 2026-10-25 に確かめました。iOS 26 と iOS 27 で画面が違い、メニューの名前はアップデートで変わることがあります。
| 設定 | 時間が来たとき | 弱いところ |
|---|---|---|
| アプリ使用時間の制限(最初の設定のまま) | 制限の画面は出るが、無視して使い続けられる。Apple は、最初の設定では制限は無視できると説明している。 | ボタンを1回押せば抜けられる。 |
| アプリ使用時間の制限+スクリーンタイムパスコード+制限の終わりにブロック | 制限が来るとアプリがブロックされ、続けるにはパスコードが要る。子どもは[時間延長の許可を求める]を押し、親が承認か拒否を選ぶ。 | パスコードを知っていれば、自分で入れられてしまう。 |
| 休止時間+[休止時間中にブロック] | 許可していないアプリは休止時間中に開けない。砂時計のアイコン付きで暗く表示される。 | スクリーンタイムパスコードが必要。[常に許可]のアプリは開ける。 |
| minulo(消すのは無料) | インスタや YouTube を、リールとショートを消した状態で minulo の中で開く。公式アプリはスクリーンタイムで止められる。 | iPhone 専用。公式アプリそのものは変わらない。 |
無視のボタンで起きること
アプリ使用時間の制限は、アプリやカテゴリ(SNS など)ごとに1日の時間を決める機能です。時間を使い切ると、アプリの上に制限の画面がかぶさります。ただ、Apple の iPhone ユーザガイドには、スクリーンタイムの制限はデフォルトでは制限に達したときに無視できる、と書かれています。つまり最初の設定では、制限はお知らせにすぎません。画面のボタンを押せば、アプリはまた開きます。
ボタンの先にどんな選択肢が並ぶかは Apple のガイドに書かれていないため、このページでは挙げていません。大事なのは、パスコードを絡めないかぎり、押すのを止めるものが何もないことです。
消し方:まずパスコード
- [設定]→[スクリーンタイム]を開きます。
- 下にスクロールして[スクリーンタイム設定をロック]を押し、4桁のパスコードを2回入れます。できれば、友だちや家族にスマホを渡して決めてもらいます。
- [アプリ使用時間の制限]に戻り、そのアプリの制限を押して(なければ[制限を追加]で作って)、制限の終わりにアプリをブロックする設定をオンにします。
この最後のスイッチは、Apple の iPhone ユーザガイドには名前つきで出てきません。Mac のユーザガイドでは、同じアプリ使用時間の制限の項目が[使用制限終了時にブロック]として説明されていて、使用制限終了時にアプリを許可なく使えないようにする設定だとされています。オンにすると、制限を過ぎて使うにはパスコードが要ります。
Apple によると、スクリーンタイムパスコードを設定すると、スクリーンタイムの設定を変える前にパスコードを入れる必要があります。自分で決めたパスコードは、制限の画面が出たときにも覚えているので、ほかの人に決めてもらうほうが効きます。忘れたときのために、Apple アカウントで[スクリーンタイムパスコードの復旧]を設定しておくこともできます。
休止時間も同じで、直し方も同じ
休止時間も、最初の設定では使い続けられます。Apple によると、[休止時間中にブロック]がオフのときは、休止時間だというリマインダーは出ますが、そのままアプリを使えます。スクリーンタイムパスコードを設定したうえで、[スクリーンタイム]→[休止時間]で[休止時間中にブロック]をオンにすると、制限されたアプリは休止時間中に開けなくなります。
[常に許可]も確かめてください。Apple によると、ここに入れたアプリは休止時間中も、時間制限に達したあとも使えます。制限したいアプリがここにあると、いつまでもブロックされません。
iOS 27 では「許容時間」
iOS 27 の Apple のガイドでは、アプリ使用時間の制限のかわりに[許容時間]([設定]→[スクリーンタイム]→[許容時間])と[スクリーンタイムのスケジュール]が説明されています。「ソーシャルメディア」などのカテゴリに1日の時間を割り当て、アプリが関連ウェブサイトを宣言していれば、ウェブサイトにも同じ許容時間が適用されます。使うには、すべての Apple デバイスが iOS 27 以降である必要があります。許容時間を使い切ったときに画面に何が出るのか、無視できるのかは、Apple の iOS 27 のページには見つかりませんでした。
minulo でできること、できないこと
無視してしまうのがインスタや YouTube なら、困っているのはリールやショートだけ、ということがよくあります。minulo は、インスタや YouTube などの公式のウェブ版をアプリの中で開き、リール・発見タブ・ショート・おすすめの投稿を消します。DM はそのまま使えます。消すのは無料です。
公式アプリをスクリーンタイムで止めることもでき、1回2時間までは無料です。ブロック中は[休憩する]で少しだけ外せて、時間が来たら自動でブロックに戻ります。止めている間は公式アプリの通知は届かず、minulo から通知を送ることもありません。minulo Pro では、曜日と時間で切り替わるスケジュール、2時間を超えるブロック、複数のブロックリスト、[ハードモード]が使えます。ハードモードではブロックを外せず、休憩は1日1回までで、外すには4つの関門を通る必要があります。
minulo は公式アプリそのものを変えられず、Android 版もありません。止める仕組みはスクリーンタイムなので、iPhone のスクリーンタイム自体がうまく動いていないと、そこも効かないことがあります。minulo は、このページを書いた本人が作っています。
スクリーンタイムの「制限を無視」は何をする?
アプリ使用時間の制限が来たあとも、そのアプリを使い続けられるようにするボタンです。Apple によると、スクリーンタイムの制限は最初の設定のままだと、制限に達しても無視できます。パスコードを設定して制限の終わりにブロックするまでは、制限の画面はお知らせにすぎません。
iPhone で「制限を無視」を出なくするには?
[設定]→[スクリーンタイム]→[スクリーンタイム設定をロック]でパスコードを決め、そのアプリの制限で、制限の終わりにブロックする設定をオンにします。そのあとは、制限を過ぎて使うにはパスコードが要ります。パスコードは自分以外の人に決めてもらわないと、結局自分で入れてしまいます。
パスコードなしで、制限を無視できないようにできる?
Apple のページには見つかりませんでした。Apple は、ブロックをスクリーンタイムパスコードと結びつけて説明しています。休止時間についても、パスコードを設定すると、アプリを完全にブロックするかどうかを選べる、と書かれています。
ブロックをオンにしたのに、制限のあとも開けるのはなぜ?
そのアプリが[常に許可]に入っていないか確かめてください。Apple によると、ここのアプリは時間制限に達したあとも使えます。制限をかけたアプリやカテゴリが合っているかも見てください。パスコードを知っている人は、いつでも入れられます。
iOS 27 にも「制限を無視」はある?
iOS 27 では、アプリ使用時間の制限が[許容時間]と[スクリーンタイムのスケジュール]に変わりました。許容時間を使い切ったときの画面は Apple の iOS 27 のページに書かれておらず、無視できるかどうかは確かめられませんでした。